長崎にある炭鉱の島は「軍艦島」だけではないんです(^0^)「池島」に行ってきました(^0^)
ど~もノブです(^0^)
今回は長崎市『池島』に行ってきました(^0^)
池島は字のとおり「島」で、長崎市の西側に位置しています。
周囲4kmの小さな島です。
池島には元々、鏡ヶ池と呼ばれる大きな池がありましたが、
昭和30年頃に池を切り開き港にしたそうです(⦿_⦿)
池島という名前は元々池があったことから付けられた名前です。
※この切り開く様子は、写真で池島中央会館に展示してあります。
ざっくり池島を説明しますと、、、。
炭鉱で栄えた島で最盛期には7700人もの人々が生活していましたが、
国のエネルギー政策の転換により2001年に閉山。
閉山後の現在は150人ほどに減少しました。
炭鉱で栄えた島でしたら世界遺産にも登録された軍艦島が有名ですが、池島が特別なところは、九州最後の炭鉱であるところ、そして現在進行形で人が住んでいるところです。
そんな池島に行ってきました(`・ω・́)ゝ
前置きが長くなりましたが、私は神浦港から池島へ向かいました(^0^)
乗船料はフェリーが410円で小さな船が350円です。
私は時間の都合でフェリーに乗りました(^0^)
※時刻や料金については以下の長崎市のホームページをご覧ください。
島に降り立ち、まず住宅街を歩きました。
まだ住まれている方もいますので、この辺で写真は撮影していませんのでご了承願います。
ちなみに今回は下の赤矢印のルートで回りました◎
しばらく歩くと見えてくる旧火力発電所
海が近いこともあり、錆びついてボロボロです。
煙突は比較的新しく見えます。
端の配管はゾウの鼻のようにも見えます。
その後、海岸にやってきましたが、
探してみると意外と石炭が転がっていました(^0^)
今まで知りませんでしたが、良質な石炭の分別には比重の重い水を使っていたそうで、浮いたものを良質な石炭、沈むものをB級品としていたそうです。
海岸から少し上がると池島小番所跡がありました。
鎖国時代の海の関所のようなものでしょうか。
さらにここから道を登っていくと途中に喫茶店や旅館があった面影を見ることができます。
上まで上ると道路に出て、池島炭鉱第一竪坑櫓が見えます。
池島の道を歩いていると道路わきに配管が設置してありますが、
これは発電所で生成された蒸気をこの配管を通して各家庭に分配していたものです。
エネルギーの再利用ですね(^0^)
ここから旧住宅街へと入っていきました。
建物は立派ですが、草はのび放題です。
レストラン&喫茶モナークという店がありました
入口に「酒酔いの方は入場お断りします」の文字が…。
近くには池島ファミリーボール
島に娯楽施設があるので、当時は栄えていたのでしょう。
このあと、池島中央会館に立ち寄りました。
採掘された石炭が展示してあります。
採掘していた時の装備が展示してあります。
池島の模型も展示してあります。
池島のガイドマップです。
中央会館を後にして進んでみると
…ありました。島内唯一の信号機です。
子どもたちが島を出た時に信号機を理解しておくために設置されたそうです◎
次に訪れたのは池島中学校
中学校と記載してありますが、小学校と併設されており、現在は小学校として利用されているそうです。
現在は2名の小学生が通学されているそうです。
この後は裏の池島神社へ
あまり古さを感じない神社でした。
ここから南に進み、池島で有名な
8階建アパート
最盛期には島内に7,700人近い人口がいたのでこのアパートも煌々と電気が点いていたことでしょう。
見ているとなんだか考えさせられます。
このアパートにエレベーターは付いていませんでした。
このアパート、実は斜面上に建設されており、4階と5階部分が連絡通路になっていました。
なので5階以上に住む人たちは、裏手から回り、この連絡通路から上の階に上っていたようです。
この後は、採掘をしていた立坑の近くへ。
頭上に看板がありますが、
かすれて見にくいですが、「御安全に」の文字が。
そして降りて登る方面には「御苦労さん」の文字が。
採掘されていた人たちはここを歩かれていたんですね。
この後は、近くでショップを営われているかあちゃんの店へ。
猫がたくさんいました。
こちらは温泉施設でした。
今は島内1箇所になったようですが、最盛期には島内に数か所あったそうです。
ここから東の方へ。
ジブローダー
別角度から
石炭船積み機トリンマー
別角度から
炭鉱入口
「長崎さるく」で訪れると中まで入れるようです◎
炭鉱入口から見た景色
採掘当時に使用されていたトロッコです。
これでひとまず池島散策は終了。
先にも書きましたが、ツアーで申し込むと炭鉱内の観光できるそうです(^0^)
詳しくは以下の長崎国際観光コンベンション協会のページよりご確認ください。
帰りは小さな船で本土に帰りました(^0^)
乗船料は350円
一応、おさらいとしまして、
基本的に船舶で島に渡らなければいけませんが、
航路としては長崎市、西海市、佐世保市の3つからの航路があります。
神浦港(長崎市)から
長崎市営 旅客船 約12分
西海沿岸商船 フェリー 約30分
瀬戸港(西海市大瀬戸町)から
西海沿岸商船 フェリー 約30分
高速船 約13分
佐世保港(佐世保市)から
西海沿岸商船 高速船 約1時間
時刻や料金については以下の長崎市のホームページをご覧ください。
こういった場所は初めて訪れましたが、テレビなんかじゃなく、自分の目で見て話を聞くと何か感じるものがありました。