長崎ぶらぶらブログ

長崎の飲食店やイベント、スポットなどをメインに紹介していますが、たまに住んでる人も知らないような穴場も紹介していきます。長崎の魅力を日本に、世界に発信!

特別な場所で特別なコーヒーはいかがですか?『妙見茶房』

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ど~もノブです(^0^)

今回は長崎市西山町にある『妙見茶房』に行ってきました◎

お店の場所はコチラです↓

西山神社の「ザボンの木」の目の前の民家がこの茶房でした(⦿_⦿)

お店の外観

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近くにあった看板から引用です。

この建物は、明治45年(1912年)当時の土佐藩で、三菱造船の大番頭「山田耕作」氏によって建てられた。

この建物は「木組み」工法の技術を屈指してくぎを一切使用しない工法で建築されています。

長崎ぶらぶら節で有名な古賀十二郎氏は時々この館に寄って、いつも2・3日泊まったそうです。

長崎県副知事の臨時宿舎になり、後に九州電力株式会社の西山分室として、使用されました。

己亥仲陽 妙見茶房 店主 琉生

そして提供されている「スペシャルティコーヒー」についての案内です。

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品質鑑定「カップテスト」評価で80点以上がスペシャルティコーヒーの特徴で、世界中で流通しているコーヒー豆の中で5%(日本では1~2%)しかないコーヒーを提供されています。

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そしてそのお値段1杯500円(お菓子付き)

 

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入口には「長崎南画院研究所」と書いてあります。

これから中に入りますが、入口は造りが低くなっていますのでご注意ください。

廊下には鹿のオブジェがありました。

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鹿のオブジェを見るのは初めてではありませんが、帽子が掛けてあるのは初めて見ました。

入口に「長崎南画研究所」とありましたが、その「長崎南画」について説明が書いてありました。

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長崎南画とは、「目に写ったものを描写するだけでなく、目に写ったものから誘発されたものやその思いを絵に託そうとする画家の心を描写すること」だそうです。

奥に大きな部屋がありましたが、来訪した際はこの南画の教室が開催されており、入口近くの部屋に案内頂きました。

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庭園には樹齢約350年の野梅があります。

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見える景色、そして置いてあるすべてのものが、この特別な空間を作り出していて日常から離れた遠くにいるような感覚になりました。

 

席に着くと水が運ばれてきましたが、店主曰く「水素水」を提供しているとのことでした。

ちなみに最高6杯飲まれた方がいるそうです。

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なんでしょう。

特別な空間とグラスのススキも相まって、日常を忘れさせてくれます。(注意:昼休みに来訪)

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本当に心が落ち着いて安らぐ時間でした。

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そして運ばれてきた「スペシャルティコーヒー(お菓子付き)」

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香り高く、コーヒー独特の苦みは軟らかく、酸味に特徴のあるコーヒーでした。

そして飲み終わった後に気付きましたが、カップとソーサーは「Noritake」でした。

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「スペシャリルティコーヒー」 「Noritake」のカップで、さらに「特別な空間」「500円」で頂ける場所は、日本中探しても他にないような気がします。 

部屋から出る際にある文章が目に留まりました。

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田上市長が自らの思いをホットトークとして、語りました。

「いつもは生活、生活と追われている人が、ちょっと生活から軸足を人生の方に向けて「人生とは何か」を考える場所になればと願っております。」

正に妙見茶房は市長のコラムの言葉を形にした場所です。

最後に部屋から見える景色の動画でおしまいです。

何かに行き詰ったとき、考え事があるとき、悩みがあるとき。

日頃の自分から解き放たれたいと思ったときに訪れると「特別なコーヒー」と「特別な空間」ですごく心が落ち着くと思います。

『妙見茶房』は、自分の心と向き合える場所でした。

 

6月末まで営業し、10月ごろから再開する予定だそうです(^0^)

気になる方は早めに行かれた方がいいかと思います。

お店の情報

営業時間:11:00~16:00

定休日:木曜日

駐車場:なし

電話番号:080-5248-7643

住所:長崎県長崎市西山本町8−8